警察への提出文書

MMJはミルクローリー尾行事件に関し警察の指導のもと調査を行い、一部始終を報告した。 以下はその文書である。

伊勢崎警察署 生活安全課殿
平成15年7月2日


今年平成15年1月18日に生活安全課に電話連絡申し上げました牛乳ローリー尾行事件ですが、 貴課ご指導により当方で調べましたので下記のようにご報告申し上げます。

昨年12月18日と19日、今年になって1月17日に当社より出荷の原乳を積んだ大型ミルクローリーが何者かに尾行されました。
別紙内容のように調査しましたところ、群馬県牛乳販売連合会の職員(課長)およびその部下であることが判明いたしました。
尾行の意図は明確にされませんでしたが不当な商行為であることに疑う余地はなく、改めて報告書を作成し公正取引委員会に提出する所存です。
原乳は乳製品全ての原料となる商品です。
何かしらの犯罪行為の対称になれば大変な量の食品犯罪の元になることが考えられます。
首謀者は同連合会の参事、高橋準(職員の最上位責任者)であり、大掛かりな組織的な犯行の一環であったように思います。
また利害関係や組織構造から考えて参事という役職の者が企てたとすれば非常に不自然であります。
さらに上位クラスの経営陣が疑われますが、当方で問いただした折には参事自身で企て部下を使って実行したと言っており、 同連合会責任者である会長新井昌一氏に、調査依頼をしましたが文章受け取りを拒否された状態です。
今事件より当社系列の輸送車両には全て施錠するよう指導しましたが、酪農家サイドまでの完全な安全対策は不可能に近い状態です。
当社系列の酪農家には安全対策を施すよう指導しておりますが、万が一のためにも生活安全課に状況報告を兼ね事件の経過報告をいたします。


株式会社MMJミルクマーケットジャパン
群馬県伊勢崎市昭和町3928
代表取締役社長  茂木修一
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ミルクローリー尾行事件